ハラダ歯科医院ブログ

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2016.02.17更新

こんにちは。ハラダ歯科医院です。

「ズキン!」、「キーーーン!」。ある日突然やってくる『知覚過敏』(>_<。)ゝ
虫歯じゃないのに冷たいものや甘いもの、歯磨き等で歯がしみる・・・。日常生活の中でしみる症状を経験した事はありませんか??もしかしたそれは知覚過敏かもしれません。どうして歯がしみるかというと、歯の表面にあるエナメル質が何らかの原因で薄くなったり、剥がれたり、ひびが入ったりすると過敏となる象牙質が露出します。象牙質には無数の細い血管があり、露出するとその管を通って刺激が直接神経に伝わりしみます。原因として①間違った歯磨き(ブラッシング)②歯磨き粉③歯ぎしり&噛み合わせが悪い④酸⑤ホワイトニング⑥歯周病⑦加齢(老化現象)⑧虫歯と言われてます。

エナメル質が削れ、象牙質が露出している状態で、激しい痛みを感じるときもあれば、常に知覚過敏の症状が出るわけではありません。その時々の体調(ストレスの有無)、唾液中のカルシウム、歯髄神経の働きによって変わりますので、時々でも歯がしみる症状が出れば知覚過敏の可能性を疑ったほうが良いかもしれません。放置していると「⇒歯髄炎」に発展するかもしれませんので注意が必要です。

また、①、②の原因であれば適切な歯磨き方法について確認してもらいましょう。少しでもしみる症状があれば、歯ブラシの硬さ、過度の力によるブラッシングなどが原因なのか知る事ができます。『自分でできるケア』に有効なのが歯磨き粉の使用です。そこでお勧めなのがCMでおなじみの薬用『シュミテクト』です。使い方は、いつもの歯磨き粉をシュミテクトに変えるだけです。歯磨き粉に含まれている硝酸カリウムのカリウムイオンが歯髄神経のまわりにイオンバリアを形成して、過敏となった象牙質のまわりをブロックして外部からの刺激の伝達を防ぎます。その結果、シミる痛みを防ぎます。もちろん、効果には個人差がありますのでご了承下さいね。

 

いずれにしても、口の中(歯)も見ないで、レントゲンも撮らず、歯がしみるという症状だけで「虫歯だ!歯周病だ!知覚過敏だ!」ということを診察する事は歯科医にも不可能です。自己判断で勝手に思っても、実は虫歯だった、歯周病だったということも珍しくないため、原因を理解し、適切な治療を開始して下さい!!

「歯がしみる」この症状こそ、『虫歯・歯周病・知覚過敏』などの歯周疾患のサインかもしれないので、1日も早く歯科医の診察を受ける事をオススメします。



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投稿者: ハラダ歯科医院

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