こんにちは。ε(●’-')зハラダ歯科医院です。
もうすぐ6月ですね。毎年6月は「食育月間」毎月19日は「食育の日」です。
食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の国民への浸透を図るためです。
お口の健康と栄養の関係は深く、陸上のほ乳動物の多くは、歯を失った時が寿命といわれています。人間も歯を失うと食事が偏り、栄養バランスが乱れ、体に悪影響を及ぼします。つまり、歯は全身の健康の原点といっても過言ではないのです。
人は、噛めるか噛めないかによって、自然と食べやすい食材を選び、調理法を変えています。国の統計によれば、歯が少なくなるほど、野菜類や肉、魚介類を食べる頻度が少なくなり、逆に穀類(ごはんやパンなど)が多くなることが明らかになっています。
柔らかい食べ物ばかり食べるようになった結果・・・血液中のビタミン類や、カルシウムなどの無機塩類の濃度が低くなったという報告があります。
からだの調子を整えるビタミン類は、抗酸化ビタミンとして炎症やがんの発生を抑制する働きがあるため、血液中にビタミン・ミネラルの少ない人は、重度の歯周病にかかりやすくなります。つまり、いったん歯を失い始めると、歯周病の進行によって次々と歯を失う悪循環に陥りやすくなります。
つまり、歯を失わずバランスよく食事ができるように歯のメンテナスはとても重要です!