こんにちは。(Θ(エ)Θ*)ハラダ歯科医院です。
『 ブラキシズム』という言葉をお聞きになったことはありますか?
ブラキシズムとは咀嚼筋(咬むための筋肉)の異常な運動のことです。口腔悪習癖と呼ばれている悪い癖の一つといわれ、日本語では歯ぎしりと表現されています。国内では約3000万人と推測されます。
ブラキシズムは、下記のような症状が現れることがあります。
・ 歯や人工歯(被せ物)が割れる、欠ける、すり減る、抜ける、折れる
・ 歯が浮いたように感じる、揺れる
・ 冷たい物がしみる
・ 顎に痛みやだるさを感じる、口が開きづらいなどの顎関節症の症状
上記の症状に複数該当する方は、早めの歯科受診をお勧めします。このような症状を放っておくと、歯周病の悪化、知覚過敏、頭痛、首や肩こり、腰痛、眩暈(めまい)、耳鳴りなど様々など全身に影響することがあります。朝起きると顎が疲れていたり歯に負担がかかっていることがあります。これは睡眠中に過度の力が加わっているためおこる症状です。人は誰でも歯ぎしり、くいしばりをしますが、長期化するとこれらの組織に負担がかかり重症化します。また、インプラント治療を受けた方でブラキシズムがある方は、早急に歯科医師と相談しましょう。インプラントに大きな力がかかり過ぎて、顎の骨からインプラントが抜け落ちることも考えられます。
当てはまる方はもちろん。ご家族の方が気づかれた場合でも当医院にご相談ください。